OS UPDATE Syntakt 1.10
Syntakt OS リリースノート
Elektron Music Machines
2022年9月28日
OS 1.01Aから1.10への変更点
改善点
ソングモードを実装しました。[···]キーは、その目的を変えて[SONG MODE]キーとして利用されるようになりました。PATTERNメニューはSETTINGSメニュー内に移動しました。
ポルタメント機能を実装しました。ポルタメントパラメーターはTRIGページ内に配置され、ポルタメントに関連する設定SOUNDメニュー > SETUPメニューに配置されています。
PITCH BEND DEPTH設定が追加されました。
ノート優先度の設定が追加されました。複数のノートが演奏されたときに最終的に耳に聞こえる音程のキーの優先度を設定します(LAST, LOW, HIGH)。
レガートのオンオフ設定が追加されました。
VELOCITY TO VOLパラメータを使用してサウンドを演奏するときに、ベロシティデータが音量ボリュームにどのように影響するかを選択できるようになりました。
フィルターエンベロープのリセットの挙動を設定するためのFILTER ENV RESETパラメーターを実装しました。
SETTINGメニューにGLOBAL FX・MIXメニューが追加されました。GLOBAL FX/MIXメニューでは、INTERNAL MIXER、EXTERNAL MIXER、FX TRACK の SYN、FILTER、AMP、DELAY、REVERB、LFO ページのパラメータをグローバルに設定できます(これらのパラメータの変更はアクティブパターンだけでなくプロジェクト内のすべてのパターンに適用されます)。
SOUND BROWSERを開いた状態で、MUTEモードの切り替えができるようになりました。
AUDIO ROUTINGメニューで、デジタルトラック(T1〜T8)をUSB出力に設定することが可能になりました。
バグフィックス
MIDIトラックのCC VALパラメーターが、指定通りに制御できないことがありました。
Trigプレビューを使用したり、MIDIトラックのノートを手動でトリガーしたりすると、ルートノートだけが送信される不具合を修正しました。
アナログトラックのSYNページをランダム化すると、TUNEパラメータが誤ってランダム化されてしまう不具合を修正しました。
AMP reset パラメーター(AENR)が、FXトラックのサウンド/エンベロープに影響を与えない不具合を修正しました。
ディレイエフェクトの音が、状況によってはアナログボイスでクリック音を発生させてしまう不具合を修正しました。
演奏中にFILTER KEYTRACKのパラメータを変更すると、サウンドの挙動がおかしくなることがあります。