New Machines for your machine
SY SwarmとSY Rawという2つの新しいマシンをSyntaktに追加し、サウンドの可能性を新たなレベルに引き上げる手助けをします。このスウィートな二人組によって、OS 1.20では、Syntaktのメロディックな側面に焦点を当て、その膨大なサウンドデザイン能力を拡張し、あらゆる要望に応え、あなたの音楽をメロディックな至福の道へと導いてくれるでしょう。
デジタルマシンであるSY Swarmは、かの有名なSuper Sawから着想を得てElektronスタイルで再構築したものです。7つのノコギリ波が1つの強力な群れをなして打ち振るわせます。デチューン、ノイズモジュレーション、専用のアニメーションモジュレーターといったパラメーターを持ち、ファットなリードサウンドから狂気にざわついたテクスチャーに至るまであらゆるものを作り出します。
そしてSY Rawは、クラシックなアナログ波形のオシレーターを2基搭載し、楽曲制作の根幹となる要素としてお使い頂けます。ノイズをひとつまみ、リングモジュレーションをひとさじ加えたら、低音成分、ベースライン、カッティングリード、メロディックパーカッションといったさまざまなサウンドを柔軟に作り出すために必要なもの全てが揃っています。
ノイジーな波形の群れ、剥き出しの電気そのものの波形、そしてその先へとあなたを導きましょう。詳しくはわたしたちのYoutubeチャンネルをご覧ください。
elektron.seから、この新しく崇高なSyntakt用の最新OSアップグレードをダウンロードしてください。
SY SwarmとSY Rawマシンのローンチビデオはこちらからご覧頂けます。
Overbridge
アップグレードされた Syntakt OS を Overbridge で使用するには、同じく本日リリースされた Overbridge 2.1.5 にアップデートしてください。
Syntakt OSリリースノート
Elektron Music Machines
2022年11月23日
OS 1.10から1.20への変更点
改善点
新たにアナログマシンのSY RAWを追加しました。
新たにデジタルマシンのSY SWARMを追加しました。
外部MIDI機器からのサスティンペダル(サスティンおよびソステヌート)のサポートが追加されました。
ソングをプロジェクトに保存する際、パターンをプロジェクトに保存するのと同じように動作するようになりました。SONGメニューの SAVE TO PROJを使用すると、その後プロジェクトを保存する必要なくソングが保存されます。ただし、変更内容を保持するために、他のプロジェクトに切り替える前にプロジェクトを保存する必要があります。
デバイス全体のパフォーマンス性を向上させました。
バグフィックス
すべての操作を元に戻すと、状況によってはFXのパラメータを誤って元に戻してしまう可能性があります。
Control Allが、誤ってMIDIトラックやFXトラックのTRIGページに影響を与えることがありました。
FILLモードのラッチが機能しない不具合を修正しました。
プロジェクトをロードした後、オーディオルーティングの設定が正しく読み込まれない場合がある不具合を修正しました。
GLOBAL FX/MIXメニューの設定に関する不具合を修正しました。
オーディオを生成するマシンからMIDIマシンに切り替えても、トラックで演奏された音がそのまま聞こえ、また戻しても聞こえてしまう不具合を修正しました。
サウンドロックをかけ、そのトラックに対応していない音色を持つマシンでサウンドを選択すると、他のトリガーにロックされているサウンドが代わりに再生される場合がありました。
マシンタイプがデフォルトでなく、パターンがどこにも保存されていない場合、SYNページのパラメータが正しく再読み込みされない不具合を修正しました。
トリガーキーは、場合によっては指定されたものより2オクターブ低いMIDIノートナンバーを送信することがある不具合を修正しました。
ソングを再生しているとき、あるパターンのトラックのマシンを変更すると、複数のパターンのマシンが一度に変更されることがある不具合を修正しました
SONGモードにおいて、ソング列のリピート中にソング終了後に再生するパターンのキューイングを無視し、ソング列で再生中のパターンをソング終了後に再生し続けるようにしました。
SONGモードにおいて、ソング列が無限ループする設定にされているとき、他の列の再生は無限ループする列の再生より優先されないため、何の効果もありませんでした。
SONGモードで、キューに入れた曲のスイング設定が引き継がれ、再生中のソングに影響を与える場合がありました。
グラフィカルキーボードで、複数の黒鍵が押されていても、押された黒鍵は一度に1つしか表示されない不具合を修正しました。
※ 最新OSバージョン1.20の内容を反映した日本語取扱説明書(差分)は、後日改めて公開いたします。